「夜神くん夜神くん」
「何、流河?」
「死にサイトで更新もしてないクセに、ウェブ拍手を設置しようなんて愚か極まりないことを考えてるここの管理人に何か言ってやってくれませんか」
「流河が言ってやったら?」
「私ですか?私が言ってやれることと言ったら…そうですね、恥を知り謙虚になり、向上心を持ってもっとこまめに更新をしなさい、とまぁこんな感じでしょうか」
「はは、僕もその意見に一言一句同意させてもらうよ。じゃ、僕は次の講義があるから」
「夜神くん、思考の放棄は老化の始まりですよ」
「何言ってるんだ流河。老化は青年期をすぎたところから始まるんだ。僕はまだ20歳にもなっていない。故に老化は始まってないし、そもそも思考を放棄なんてしてないよ」
「身体機能においての老化の始まりという点でいうならば、確かに青年期が境かもしれません。しかし精神活動と身体機能が同期に老化が始まるとは限りませんよ」
「残念だけど流河、老化について長々論じる時間はないんだよ。講義に遅れる」
「…まぁいいでしょう。議論する時間はまたいずれとります」
「あ、そう…で、僕はもう行っていいのかな」
「はいそうですね」
「…で、何の話をしてたんだっけ?」
「更新もしないくせにウェブ拍手を設置しようなんて愚か極まりないことを考えている管理人にな…」
「ああ、そうだったね。僕の意見を流河が代弁してくれて、その話題は終わったんだった」
「代弁ではありません。私の意見です」
「まぁ本人が前向きにがんばろうという姿勢は窺えていいんじゃないかな」
「これでちゃんと実行してくれればいいんですけどね」
「(…ところで年齢不詳の流河は、身体機能はもう老化が始まってたりするんだろうか…)」
「なんですか夜神くん、じっと見つめて。愛の告白なら受け付けませんよ」
「ははっ怒るよ流河。鳥肌たっちゃったじゃないか」
「こう見えても私、結構強いですよ?」
「…何が?」
「……」
「……」

「…」
「…」

「何がだーーーーー!」
「老化が始まってるかどうか確認するチャンスかもしれませんよ?(ぽっ)」
「せっかくだけど遠慮します!!」
「残念です…」

WEB拍手お礼01-管理人に一言編。

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