一日の業務を終了し、事務所を閉め住居部分に足を踏み入れた瞬間スイッチが切り替わる。
  明かりをつけ、開きっぱなしのカーテンを閉めて、着替えを取り出し風呂へ行く。
  舗装されていない荒地を走る事が多く、舗装されていても破壊され、地面が露出し方々から雑草が生えるジャングル未満の廃墟を走ることもあり、仕事が終わる頃には土埃などで汚れる為、何よりも先にまず風呂に入って汚れを落とすのが日課だった。
  そろそろ冬の気配を感じるこの季節、朝晩の冷え込みが顕著になってきており、熱めの湯を浴びれば冷えた体に染み渡る感覚にため息が漏れた。
  空調の効いていない室内は冴えた空気に支配されて寒かったが、まだ耐えられない程ではない。
  キッチンに立ち、夕食を作る。
  買いこんだ食材をあらためながら、明日の朝用に二食分のスープを作り、メインを作る。朝はギリギリまで寝ていたいので、簡単に温めるだけで済むように多めに作っておくのだった。
  もう一品、簡単にサラダを作り、テーブルに乗せる。
  ダイニングテーブルの上にはキッチンに関係のない書籍や紙の束や生活用品が無造作に乗せられ狭かったが、一人分の食器を置くスペースだけは空けられている。椅子に座って一人きりの食事は慣れたものだったが、寂しいものがあった。
「うん、おいしい。…レオンの料理すごかったなぁ。あれホントに手作りなのかなぁ。キッチン覗いてみたいなぁ…」
  料理のできる人間のキッチンは、一目見ればわかるのだった。
「店出すの、いつになるかな。今の状態じゃしばらく無理か。うーん将来設計が立たないのは困るなぁ」
  店を出すことが決まったら、レオンにデザインしてもらうのはどうだろう?インテリアとかまとめて。
  あ、いいなそれ。検討しよう。
  お洒落なバーとかどうかな。
  客層を選ぶなら立地条件もしっかり調べないとならないな。
  まだまだ先になりそうだけど。
「腰落ち着けて暮らせるようになるのはいつかな。…ここも悪くないけど」
  今の仕事に不満はない。順調であり、一人でこなしてもまだ余裕はあるのでもっと客が増えてくれれば言うことはないが、少し暇な今くらいが丁度いいのかもしれないとも思う。
  三食規則正しく摂れていて、睡眠時間も過不足なく、休日は全くなかったが体力は問題なかったし、若いので苦とは思わない。
  買い物も、何かの用事も、仕事の合間に済ませられるので困る事はなかった。
  飲みに行きたいと思えば気軽に出かけるし、どこかに行きたいと思えば配達のついでにバイクを飛ばせば行く事が出来た。
  自由気ままに生きており、生活にも不満はない。
  唯一不満と言えば、親しい友人がおらず恋人がおらず、孤独であることくらいだった。
「…いやそれ深刻だろ」
  食器を片付け、寝室のベッドに転がりながらテレビをつけて、呟いた言葉は酷く虚しい。
「あ、でもレオンと友達になったし。孤独じゃないな、もう」
  シーツの上を転がって、壁に背をつけ聞き耳を立ててみるが、隣室から物音が聞こえることはない。
  それほど新しいアパートではなかったが、防音設備はそれなりにちゃんとしているらしかった。
  時刻はまだ二十時だ。
  レオンは当然起きているだろう。
  何をしているのだろうか。
  外注で仕事を請けていると言っていたから、仕事をしているかもしれなかった。
  どこかに出かけているかもしれないし、誰かが訪ねてきているかもしれない。
  そうか、レオンには友人がたくさんいるかもしれないな。
  恋人も?
  …いや、恋人はいないんじゃないか?
「いるなら昼間のあれは何だったんだ?っていう話だ」
  友人に向ける好意にしてはやけに…こう…下半身に訴えかける何かが…。
  俺の気のせい?
  …気のせいじゃないよな。
  だよな。違うよな。
  レオン俺のこと好きなんじゃないの?
  …知り合ってまだ二日目ですけど。
  妄想激しすぎ?
  うーん、俺イタイ人にはなりたくないなぁ。ただでさえイロイロ問題抱えてるのに。
  いや問題って言っても内的なものじゃなくて外的要因が。
  …いや内的要因もか。このままでいいのかな。いいわけないよな。
  いずれ何とかしないといけない問題が、ある。
  見て見ぬフリをしていられるものならばいいけれど。
  死ぬまで眠らせたままではいられまい。おそらく。
「あー…全く、気づかずに済めば良かったのになぁ」
  気づいたのは三年前だ。各地を転々としなければならなくなった理由は、己の内部にあったのだった。
「レオンに話す?信じてくれるかな?…もっと、親しくなってからの方がいいか。親しくって、どれくらい?恋人とか?」
  別に男だからとか、そういう偏見はなかった。
  同性愛者はそこらじゅうに溢れていたし、隠すようなものでもない。
  出来ることなら異性がいいが、愛してくれて愛する事が出来るなら別にどっちでも構わなかった。
  結婚するとなると子供も欲しいし、異性がいいが。
「…うん、飛躍しすぎ」
  親しくの範囲については、今はまだ考えないことにする。
  お友達でいい。
  親友になって、何でも話せる仲になれたら嬉しい。
  …でもあの視線の意味は気になるけど。
  誘ってただろ?あれ。
  いやいや絶対誘ってたって。確実に。本気で。
「…もしレオンに迫られたら、俺はどうすればいい?」
  押し倒されるのはイヤなので、そうなったら先に押し倒す。
  力ではたぶん…ていうか、絶対負けない自信があった。
  見かけは大人しそうに見えるらしく、ソレ目的の野郎共に声をかけられることは多かったし、断った次の日には集団で来られたりもしたものだが、そんな連中は全てぶちのめして地面に転がしてやれば二度と近づいては来なかった。殺されないだけマシと思え、という話である。
「あー…嫌われなきゃいいけど」
  レオンに嫌われたら、俺はきっと傷つく。
  親しい人間がいないのは、それも原因なのだった。

  嫌われたくない。傷つきたくない。
  好意を持った人間に、裏切られることは耐えられない。

  ならばどういう関係が理想か?
  それはあれだ、親友になって何でも話せるようになって、レオンが俺のことを全部受け入れてくれること。
「まずは友情を築く!これ大事」
  レオンの意味ありげな視線の意味はとりあえず置いておく。
  見かけたら挨拶をする。
  積極的に話しかける。
  …今度は俺の家に誘ってみてもいいかもしれないな。
「あー…その為には掃除…しないとダメか…」
  掃除はしているが、物が多いのだった。
「まずは片付けだな」
  部屋を見渡し、ザックスはため息をついた。

  ザックスは毎日決まった時間に起きて仕事を始めるが、接点がないので時間に合わせてレオンが家から出てきてくれなければ会う事はない。
  在宅で仕事をしているなら生活時間は不規則だろうし、通勤時顔を会わせて挨拶をする、などということもなかった。
  昼はザックスが決まった時間に戻れるとは限らず、買い物も時間に余裕があるときに済ませるので時間が合う事もない。
  夜の帰宅時間は言わずもがなで、冷静に考えればどちらか、もしくは互いに接点を持とうと積極的に動かなければ、例え隣人と言えども顔を会わせることはないのだった。
  安易に毎朝「おはようございます」と挨拶することを期待していたのだが、甘かった。
  会話をするきっかけが掴めず、かといって突然お隣に押しかけても迷惑だろうと思うと、躊躇してしまう。連絡手段を聞いておけば良かったと思うが、すぐ隣に住んでいるのに仰々しいと言われそうで今更言えない。
  全く姿を見かけることなく数日が過ぎ、「友人になって欲しい」と言ってきたのは向こうなのにと年甲斐もなく拗ねた。
  こちらの仕事内容は把握しているのだから、時間を見て顔を見せてくれてもいいのではないか?
  そんなことを考える己が幼稚なのだろうか。
  もやもやと形にならぬ何かが心の中に常駐し、晴れることなく凝って行く。
  そのうち明確な形を取りそうな気がしたが、今はまだどうしようもなかった。
  本日の依頼は少なく、午後に一件、大きなダンボール箱を抱えて隣町へと向かい、「衣類」と書かれた軽い荷物を受取人に渡せば終了だった。
  寸断されていた道路が舗装し直され、車が通れるようになって交通の便は画期的に良くなっていた。
  活発に行き来が始まれば仕事も増えると期待を寄せながら、バイクを流す。
  暇な時間は街を回り、復興具合を見て回った。
  人の往来が増え、交通量が増えて、店が増える。
  別の都市を新たなる首都に据え、一つの国家として頭脳が機能を始めれば、末端にまでようやく血液や神経が行き渡るようになるのであった。
  復興が進みある程度元の落ち着きを取り戻してくると、あちらこちらで横断幕が掲げられ、「敵を許すな!」と愛国心を煽るデモ行進が見受けられるようになった。
  一方的に仕掛けられた戦争を、やり返そうというのであった。
  平和が一番なのになぁと思う。
  首都一つを失っただけで植民地化されることもなく決着がついたのに、さらに戦火を広げ死者を増やしたい輩がいるのだった。
  家族や知人など、近しい人間を理不尽に失った怒りは察して余りある程だが、報復行為を国家単位でやってしまっては泥沼だ。
  やるのなら…と、ザックスは思う。
  一夜にして各国の首都が同時に沈んだように、敵国の首都も一夜にして沈めることが可能なだけの力を手に入れてからやるべきだった。
  全く現実的ではないし、そんな技術があるのなら、そもそも易々と首都を落とされはしなかっただろう。
  恐怖を伴う程の圧倒的な力の差に、世界はひれ伏したのだから。 
  片側三車線の広い道路を、スピードを上げて走り抜ける。
  車の往来はあったが、まだ渋滞を起こすほどではなかった。
  さっさと帰って昼寝でもするかと思う。
  一瞬で通り過ぎる通行人の後ろ姿を横目で流しながら、信号待ちの為スピードを落とす。
  足を着いて停止し、ぼんやりと周囲を見ればすぐ横を歩く後姿に視線が向いた。
  長めの褐色の髪、黒のハーフコート。
  パンツはグレーのスーツに見えた。
「…レオン?」
  気づけばゴーグルを上げ、声をかけていた。
  人違いだったら恥ずかしかったが、振り向いた顔は見知った人物のものであり、安堵する。
  ブラックシャツのボタンをいくつか外し、ネクタイのないラフな印象のレオンが一瞬驚いたように目を見開いたが、すぐに「こんにちは」と笑顔を向けて挨拶をした。
「こんにちは。こんな所で会うとは思わなかった」
「俺もだ。…仕事か?」
「そう。レオンも?」
「ああ、シドに話を」
  レオンの視線の先を追えば、そこには先日荷物を届けたデザイン事務所のあるビルがあった。
  なるほどと頷き、さらに話しかけようとしたが背後から車にパッシングされ、信号を見れば青に変わっていた。
  バイクを動かし、歩道に乗り上げる。
「帰るなら、家までお届けしましょうか?」
  後ろを指差し、あと一人乗れるけど、と言えばレオンは肩を竦めて笑った。
「おいくらですか?」
「晩飯一緒でどうですか?」
「わかりました。それでお願いします」
「じゃ、どうぞ」
  促されるまま後ろに乗ったレオンは、躊躇うことなくザックスの腰に両手を回して抱き着いた。
  風は冷たかったが、背後に感じるレオンの体温は温かい。
  自宅までスピードを上げて数十分の道のりが、あっという間に到着してしまい残念に思う。
「ありがとう、ザックス」
「いいえ、お安い御用です」
「それで仕事は何時に終わるんだ?」
「あ、今日はもう終わり」
「そうなのか。…どこか店に?それとも部屋で?」
  ガレージにバイクを置き、シャッターを閉める男の背後に問うが、男は金髪を揺らして首を傾げた。
「あんまり店知らないかも。飲みには行くけど飯食いに行くことはあんまりないな」
「そうか。じゃぁ何か作ろう」
「やった」
「え?」
「あ、いえ、何でもないです」
  外で食うより自分で作る方が美味いから、と言えばレオンは引くだろうか。
  そして自分で作るより、レオンに作ってもらう方が美味く感じるし嬉しいのだ、と言ったら、レオンはどんな顔をするだろう。
  …どちらも言えなかった。
  今日は友情を築くのだ。
  レオンが信頼に足る人物かどうかを確かめるのだ。
  本当の自分を曝け出せる相手かどうかを、見極めたい。
  部屋へと戻ったレオンを見送って、事務所を閉める。
  今日の売上計算をし、領収書をファイリングし、重要な物は持って鍵をかけ、居住スペースへと入る。
  泥棒に入られた日には目も当てられないので、盗られて困る物は全て隠してあった。
  風呂に入って汚れを落とし、キッチンに立って何か持って行けるものはないかと探す。
  こういうときの定番は酒かな、と思うが、家で酒を飲む事は滅多にないので探すのに手間取った。
「あれ?ワインどっかになかったっけ。買ったはいいけどどっかに置いたまま開けてないやつあったよな」
  それほど日数は経っていない。
  ワインを置くとすれば床下収納か。
  開ければ袋に入ったままのワインが一本見つかった。
「何で買ったんだっけこれ。高いやつじゃんこれ。衝動買い?…飲まないなら買うなよな…」
  ため息をつきつつ、これでいいかと瓶を掴み、玄関へと向かう。
  レオンは酒は飲めるのだろうか。
  赤ワイン、嫌いじゃなきゃいいけどな。
  お隣のインターホンを押すと、すぐに扉は内側から開かれた。
「いらっしゃい」
「お邪魔します。これ」
  ワインを渡せば、ラベルを確認したレオンが目を瞬いた。
「いいワインだが…わざわざ買って来たのか?」
「何日か前に買ったんだけど、飲んでなかったし持ってきた」
「ありがとう。料理に合いそうだ」
「良かった」
  どうぞと言われ、後ろについて廊下を歩く。
  ラベルを見て理解したと言うことは、それなりに知識があって詳しいということだ。
  飲めない人間が酒に興味を持つことは稀だろうから、レオンは酒が飲めるのだった。
  買っておいて良かった。
  今の今まで忘れてたけど。
  リビングへ通され、ソファに座るよう促されるまま腰掛けて、テレビのリモコンを手渡されるまま受け取った。
「まだ少し時間がかかるから、暇つぶしでもしていてくれ」
「ああ、うん。手伝う?」
「俺のもてなしよりバイク便の料金の方が高いぞ。お客人は座ってていい」
  おもてなしはプライスレスだと思ったが、反論するのもおかしい気がして大人しく頷き、テレビをつけニュースを流す。
  キッチンで何かを作りながらあちらこちらと動くレオンの姿が視界の端に映り、美味そうな匂いが漂ってきては落ち着かない。
  ダンボール箱の消えたリビングはやけに広く感じるが、無駄な物がないからなのだと気がついた。
  キャビネットやボックスなどに全て収まっているのだろう、小物の類が転がっていることはなく、雑誌類もディスプレイされインテリアの一部となっていた。
  独創的なデザインの家具が多いが、違和感はない。
  さすがクリエイティブな仕事をしているだけある、と言うべきなのか。このセンスは真似できそうになかったが、居心地が悪いということはなかった。
  窓際に置かれたシンプルなデスクの上にはデスクトップパソコンとノートパソコンが二台乗っており、デスクトップの方は電源が落ちており、ノートの方はスリープモードで画面は開いてこちらを向いていた。
  興味を引かれ、立ち上がって歩み寄る。
  デスクの上にはプリントアウトした椅子のデザイン画や、企画書のような文字の羅列の並んだ書類が何枚も置かれていた。
  並ぶ書籍はデザイン関係が殆どで、色に関する本やインテリアの本も多かった。
  デスクの下を見れば足元にも本が並び、こちらは趣味なのだろうか、風景画集や地図、パソコンの技術書等、あまりまとまりのないジャンルが置かれていた。
  へぇ、と呟きながら身体を起こし、ノートパソコンのキーボードに触れれば画面が立ち上がるが、そこには作業中と思しき円と長方形が展開されていた。
「何か面白い物でもあったか?」
  背後から問われ、振り返る。
  ワイングラスを二つ持ったレオンが軽く首を横に傾けながら笑っていた。
「高尚な本ばっかり」
「高尚?…そこは仕事用デスクだから仕事関係の物しか置いてない」
「画集も?」
「風景というより、形と色を見ている。…さぁ、お待たせしました。食べようか」
  短時間で作ったとは思えない料理がいつの間にやらガラステーブルの上に所狭しと乗っており、思わず感嘆のため息が漏れた。
  手際の良さもさることながら、味も色彩も文句のつけようがない。
  手土産に持ってきた赤ワインと肉料理は良く合った。
「これ絶対専門的に習ってるだろ…」
  家庭料理の範疇ではなく、店に出てくるレベルの出来だった。
  グラスに注がれたワインを飲み干し追求すれば、レオンは隠すでもなくあっさり頷く。
「一時期学校には通っていた」
「やっぱり。コックでもやってた?」
「いや。いつか必要になるかもしれないと思って通ったんだが、現状自分の食う分を作るくらいしか役立ってないな」
「へぇ…もったいない」
  友人に振舞ったり、恋人に振舞ったりすることはないのだろうか。
  今一緒に食べている自分はラッキーなのだった。
  空いた二つのグラスにワインを注ぎながら、レオンはふと目線を上げて微笑む。
「料理にはご満足頂けましたか?」
  穏やかで優しげなのに、射抜く視線に心を揺さぶられる。
  ぐらりと傾いで、レオンへと流れ込んでいきそうだった。
  間違いなく、レオンは俺に興味を持っている。
  好奇ではなく、好意だ。
  友情ではないのかと、自問する。
  友情ではない気が、した。
  心の中に常駐していた靄が明確な形を取って現れる。
 
  あ、ハマった。
  俺もレオンに興味がある。

「…レオン店出したらいいのに」
「え?店?…俺には向いてないと思うが」
「いけるいける。俺ですらいつか店出したいと思ってるくらいだし」
「ほう。ということは、料理得意なんだな」
「え、あ、うん、レオンほど本格的じゃないけど」
  再度グラスの中身を飲み干せば、酔うような量ではないにも関わらず、頭がくらくらした。
  意識が飛びそうになり、慌てて頭を振るが遅かった。 
「じゃぁ今度は、お前の料理をご馳走になりたいな」
  一瞬の間の後、優しく耳に流れ込むレオンの声に意識を向けた。
  親しげに「お前」と言ってくれるのは嬉しかったし、伏目がちに強請るような口調で乞われては、断れない。無論、断るつもりもなかった。
「もちろん!いつ来る?用意しとく」
  次の約束を取り付けて、帰る己の心は軽かった。


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